走ることが好きだからこそ、コロナを考える。
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ランナーの状況について
走ることを愛する私からのメッセージ
本格的にGWに入りました。
過去一番くらいの全くゴールデンではないウイークとなりますが、
ここはお家を楽しみつつ適度な運動、頑張っていきたいものです。
さて、本題ですが、私は日常的にランニングをしていますので、新型コロナが流行しだしだ頃から早い段階で影響を受けている一人です。
というのは、何よりも早く「ランニングイベント」が自粛対象となったからです。ランニング関係のイベントはどんどん中止となり、２月に出たマラソン大会が最後のレースとなりました。３月４月と中止が発表され、１００名規模以下の小さなイベントは開催可能だったものが、それすら中止、自粛という方向性になりました。このイベントを中止にする方向性はもちろん正しい事であり、早急に対応しているのも素晴らしい事だと思います。しかし、早々に自粛しているにもかかわらず、感染者の急増。初期から我慢しているランナーは近い日にまた開催されると期待して我慢しているのに、延期、中止が止まらない…。
正直言って、コロナが流行り出した時にランニング大会やスポーツイベントだけを自粛したって収まる訳ないんですよね。イベント以外の自粛を呼びかけたのはもっと後の話です。ずっと満員電車は動いていましたよね。イベントばかりに注目してきた結果、ランナーばかりが誰よりも早くから我慢している状況に陥ったという結果です。
そして、追い打ちをかけるように始まった「ランナー批判」すごいです。これは先日記事にしましたが、「感染のリスクがない環境での運動は行っても問題ない」というスポーツ庁の発表は理解されず、みんなが自粛しているのに、走ってる場合かよ？という批判です。
さらに、山中教授がYouTubeで発表された「ジョギングのエチケット」という内容が大きな話題を呼びました。走っている時は飛沫がかなり飛ぶのでマスクやバフで予防しましょう、という内容です。
真面目な日本人はこれをみて、一斉にマスク、バフを装着して息が苦しい思いをして走っています。そして次は「使い捨てマスクは医療従事者へまわせ」とか、「マスクをしていない人は走るな」という批判が殺到しました。
もう私たちランナーはどれだけ制限され、叩かれたらよいのでしょうか。
山中教授のお話しについては、フルマラソンをサブスリー（３時間切るくらい）のスピードで走った場合の飛沫状況のようですが、軽くジョグするような人やウォーキングする人まで様々な状況がある中で、「ランナーが危険な行為をしている」というとらえ方をする風潮を大きくさせたのはこのYouTubeであることは間違いありません。
エチケットとしてマスクは有効だよ、的なお話しであればよかったのですが、残念ながらランナーへのプレッシャーと批判として受け止めている人が多いのが現状です。
この時期、人と人が助け合って、この状況を乗り越えていくべき重要な時期です。何度も言いますが、スポーツ庁は「感染のリスクがない環境での運動は行っても問題ない」と発表しています。スポーツ庁長官は「家の中に引きこもりだとメンタルヘルスにも害が及ぶ可能性がある」と危機感を示しています。
これからまだ長く続くコロナ自粛、どうか「助け合ってのりこえる」この気持ちを忘れないでほしいと切実に願っています。走ることが好きな一人として何度もこの場で言っていますが、人のいない場所、少ない時間帯でひとりでマスク等のエチケットを守りながら走ること、適度な運動はメンタルケアとして大事な事です。コロナにならなくても、心が死んでしまったら。自分の頭で、心で、今の状況を今一度考える機会となればうれしいです。
ランナーの皆さんへ
手作りマスクにバフの改造、早朝に起床してササっとランニング、インスタには顔を覆ってますと安心してアピール、みんなの頑張り本当に心に沁みています。特にインスタランナーさんは情報をシェアしていることもあり、早くから対策を練ってます。
希望を失わずに走ること、楽しむことを自粛しないでほしい、そんな使命感も感じます。みんなの頑張りをこんなに感じた事はないかもしれません。それなのに批判DMも来るっていうんだから、悲しいですよね。
でもね、これだけ騒がれて批判されて話題になるっていうことは、どういうことだと思いますか？
ランニングはみんなが注目している競技だということです。
あれだけ混雑しているゴルフ場の打ちっぱなし、ここまで叩かれてます？打ちっぱなしの隣との距離、すぐ近くでしょう。ランナーが外でウイルスばら撒いているって、ゴルフの打ちっ放しの人はもっと近距離ですよ？けれど、さほど話題にならないでしょう。（これも言い出したら批判だとか言われるのかな？）
だからね、それだけランナー人口が増えていて、身近な運動なんだっていうこと。それだけ、走ることが好きな人が増えているってことですよ！
何度も何度も言いますが、私たちはきちんとしたエチケットを守って走っています。距離とって、離れて、できる限りの対応をして、考えています。
走った後は気持ちもすっきりして、家族にも優しくしています。ちゃんとステイホームしています。ランナーは誰よりもテンション高くて、人思いの素敵な人だってことも知っています。走ることが好き、その気持ちに自信を持っていいのですよ！これだけ意識高いランナーが集まっているんですから。#StayHealty
