考えて行動する人、考えずに行動する人
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行動するならどっちが正解?
あなたは行動するときにしっかり考えてからスタートするタイプですか?
それともあまり考えずにやってしまうタイプですか?
今日は私のトライアスロンをはじめた体験談をもとにお話しします。
私は後者、あまり考えずに行動して、慎重な性格の人に叱られるタイプです。
しかし、それは叱られることでしょうか?
何事にも慎重に考えてからでないと行動してはいけないのでしょうか?
慎重すぎるくらいの方が、失敗のリスクを回避できると思いますか?過去に慎重なあまりチャレンジを拒み、経験せずに終わるという経験が少なからずあったのではないでしょうか。人は考えすぎることで、行動を足止めしてしまう傾向があるのですよ。
失敗のリスクが大きい場合やお金のかかることはしっかり考えることが必要ですが、たいていの事は思い切ってとりあえずやってみる!やりながら思考錯誤して進んでいけばいいのです。
重要なのは、自分がやりたいと思ったことは他人の意見には左右されないこと。先日のブログでも書きましたが、他人の意見はとりあえず受け止めて、あなたはそう思うのね、けれど私はこう思う。と線引きします。他人の意見を自分に入れるかどうかの判断は自分でするのです。
行動したいと思ったら、すぐ実行する。どういうことか、私がトライアスロンをはじめたきっかけのお話をします。
私はランニングとアクアスロン(海泳ぎ→ランニングする競技)をしていましたが、トライアスロンもやってみたい!と強く思ったことがあります。トライアスロンは種目にバイクが入ってきます。バイクは自分の未経験の競技です。バイクはロードバイクといって高価な自転車が必要になるのです。
まず私がしたことはトライアスロン経験者に話を聞くこと。
そこで、「チャレンジしようよ!」と初心者向けのレースを調べてくれる人、まず何から始めたらよいかアドバイスしてくれる人、そして「まだ運動経験が浅いからあなたにはまだ早い」という人、意見はさまざまでした。
家族にも相談しました。やはりバイクはハードルが高いようで、怪我のリスク、命の危険、そのあたりの心配をされました。ただ、だれもバイクが高価だからという理由はなく、私のチャレンジ精神を批判する人はいなかったこと、これが私の家族です、感謝です。
経験が浅いからするべきではない、しばらくはアクアスロンで我慢すればいいと言われ、今私は立ち止まるべきかと思ったのですが、「それなら経験を積めばいい、したいのに我慢するなんて、そんな選択をする私ではない」そう強く思ったのです。
ある日、トライアスリートの友人が、バイク数台持ってるからトライアスロンしたいならバイク貸してあげるから乗ってみるといい、と言ってくれました。
高価なバイクをすぐに買うことなくスタートできたのは、私が日頃から「トライアスロンしてみたい」と周りの人に言い続けていたからです。その話を覚えてくれていた友人が声をかけてくれた、すべては自分の発言からはじまったのです。
そこから私のトライアスリート生活がはじまり、ずっと願っていたトライアスロンデビューを成し遂げました。一人の母として、運動経験のない私が40代でこれほど経験できたのは、考えすぎない性格がよかったのかもしれません。
もちろん路上でのバイク練習は危険がいっぱいです。しかしたくさんの友人が一緒に練習しようと声をかけてくれました。みんなが私の夢の後押しをしてくれました。私にまだトライアスロンは早い、といった方はケガのリスクをとても心配してくださっていたことも、あとで分かりました。
私は本当に人に支えられて生きている。
そう強く感謝したのです。その挑戦も感謝も、すべてチャレンジしたからこそ得られた気持ちです。何か迷っている場合、やってみましょう!迷うということは、やってみたいということの現れなんですよ。もし後悔しても、やった後悔は経験となります。やらなかった後悔は一生自分の心の底に残ってしまうものですよ。自分を後押しするのは自分の真の気持ちです。